『字を書く』・『字を打ち込む』 どちらも人と人とを繋ぐもの!

友達や知り合い、親や子供との連絡手段として、スマホやタブレットなどの使用が主なものになっています。メッセージアプリを使うことで気楽にメッセージのやり取りが可能だからです。

スマホを取り出して、文字を打ち込み、送信するだけです。受信側もすぐにメッセージを受け取ることができるので確かに便利です。

手紙やはがきといった手書きでのメッセージのやり取りは少なくなってきている世の中なのではないかと感じます。

わざわざペン、紙を取り出し、書く場所を見つけてやっと書き始めます。

書き終わったら、切手を貼りポストに投函しに行かなければいけません。投函後、翌日か翌々日たたなければ、相手にメッセージが届かないのです。

『字を書くこと』という時間確保が難しい

手間や時間を比較すれば、スマホなどでのメッセージのやり取りは効率がいいと思います。

逆に手間があるからこそ、手書きでのメッセージは、送られてくると新鮮で心があたたまるものだとも思います。

私は年に1度の年賀状を送っています。今はプリンターで印刷をすることもありますが、相手に向けたメッセージは一言、手書きで添えています。

時間に余裕があるときには、宛名書きも手書きです。『字を書く』という事に集中する時間は私にとって心を澄ますことができるような気がして好きな時間だからです。

手紙やはがきのやり取りから生まれる親近感

主人が仕事でお世話になっている方が、朝取り野菜を宅急便で送ってくださりました。

私自身、主人から話を聞くくらいの方で、直接会ったことはありません。

お礼に私の住んでいる地方の名産品を送らせてもらいました。その中に、手書きで手紙も入れさせてもらったのです。

主人が日頃からお世話になっていること、朝取り野菜がとても美味しかったなどを書かせてもらいました。

その手紙を読んでくれた先方は、

「とても奥さんの人柄がでている手紙だった!一度も会ったことははないけど、すごく優しい人なんだろうね!」

と言ってくださったそうです。

そのような事を言われて素直に嬉しい気持ちになりました。

手書きでの手紙やはがきのやりとりがあるからこその関係性もある!

今の自分の生活の中で、深く関わっている人や連絡をよく取り合う人、生活スタイルが変わり連絡を取り合うことがなくなった友人。

自分とは直接の友達ではないけれど、感謝の気持ちを伝えたい人など、自分にとって人との関係性はさまざまです。

今の生活の中で、連絡を取り合うことが少なくなった友人からの手書きでいただく、手紙やはがきには、懐かしさと嬉しさが湧き上がります。

今は、デジタルな機械が日常的になり便利な世の中です。ただ一方的で、手書きでの手紙やはがきで気持ちを伝え合うことも無くなってほしくはないやり取りだと私は思います。