フォーマルな場で困らない! ~洋食マナー 《基本編》~
マナーとは
マナーとは礼儀作法のことで、相手がいることを意識し、不快な思いをさせないように常に尊敬の心をもって他人に接する気持ちや、思いやりのことを指します。
早速本題に入ります。皆さんはテーブルマナーを理解していますか?大人としてスマートに振舞えるように、洋食のマナーを学んでいきましょう。
「抑えておきたい5か条」
その1 着席
レディーファーストが基本です。女性が先に着席し、その後に男性が続きます。この時、必ず席の左側から座ります。中座する際や退席する際も同様に、左側から行います。
その2 バッグの場所
持参したバッグは、背と背もたれの間か、腰の左脇、もしくは左足元に置きます。ウエイターの妨げにならないように気を付けましょう。
その3 テーブルの上には物を置かない
テーブルの上には私物を置いてはいけません。普段何気なく手元に置いているスマートフォンやハンカチには注意が必要です。
その4 ナプキンを広げるタイミング
ナプキンは最初の料理が運ばれる前か、料理を注文した後に広げます。披露宴では乾杯で起立するので、乾杯後に主賓が広げてからがベストです。2つ折りにし、折った山側を自分に向けて膝の上に広げます。
使い方
ナプキンは手や口を拭くために使います。汚れが内側に来るように使います。テーブルの上を拭くことはやめましょう。また、自分のハンカチを使うことは、「ここのナプキンは汚くて使えない」という意味になるため、控えます。
中座時・退席時
途中で席を立つとき、ナプキンはたたんで背もたれにかけます。食事終了後に席を立つ際には、たたまずにテーブルの上に置きます。「ナプキンをたたみ忘れるほど満足できた」という意味になります。
その5 カトラリーは外側から
カトラリーは1つの料理に対して1本ずつ用意されています。ナイフは右手にフォークは左手に、外側から使用します。中央プレートの上部に用意されている物はデザートに使います。
落とした場合
カトラリーを落とした際は慌てずにウエイターを呼びましょう。自分で拾うことはNGです。ウエイターはアイコンタクトで呼ぶとスマートです。
食事中・食事後の置き方
食事中に置く際は、フォークは背を上に向けてナイフは刃を外側に向けて、皿の下方にハの字に置きます。食事終了後は皿の右斜め下にそろえて置きます。
いかがでしたか?基本を身に付け、更なるレベルアップを目指しましょう!