身も心もほっこり温泉マナー

皆様、温泉はお好きですか?

きれいな景色を堪能しながらの広いお風呂は身も心も癒される贅沢な時間ですよね。寒い季節は特に、冷え切った体で入浴した瞬間のジュワ~っと広がる温かさは至福です。疲れているとき、寒いときに「温泉いきたいな~」とぼやいてしまう方も多いのではないでしょうか。

そんな温泉ですが、気持ちよく利用できるよう様々なマナーがあります。せっかく癒されに来ているのに、気持ち良くは入れないのは残念ですよね。今一度温泉のマナーを復習してみましょう。意外と、できていなかった。なんてものもあったりするかも・・・

【スマートフォン(携帯電話)の使用はしない】

お風呂にスマートフォンを持っていく方も多いでしょう。大きな声で電話をするのは迷惑になってしまいますし、脱衣所や浴室内で操作をしていることで、角度によっては『写真を撮られているのかも。』と不安に思う方もいます。SNS時代、映える写真を撮影したくなる気持ちはぐっと押さえ、そっとロッカーにしまっておきましょう。

【入浴前にはかけ湯をする】

温泉には必ず置いてあるかけ湯用の桶を使い、全身の汗や皮脂を数回軽く流してから入りましょう。かけ湯だけでは細かい汚れは落ちないので、しっかり洗ってから入浴するのがベストです。

【使用した洗い場はきれいにする】

洗い場を使用した後はシャンプーがベタベタしていたり、ゴミが落ちていたり、桶にお湯が溜まったままにせず、きれいに整え、次に使う方が気持ちよく使用できるよう心がけましょう。

【長い髪は結びましょう】

お風呂に毛が浮いているのは気持ちがいいものではありません。。湯船に髪が付いているのも衛生的ではありませんので、お湯につからない高い位置でまとめてから入浴しましょう。

【タオルは湯船に入れない】

恥ずかしくて体を隠すため、タオルを湯船に入れるのはやめましょう。体を洗ったりしているタオルは衛生的ではありません。ここは温泉らしく頭に乗せるなどしましょう。

【大きな声で騒いだり、走ったりしない】

これは温泉だけではないマナーですね。

裸の付き合いでついつい話が盛り上がってしまったりテンションが上がってしまったりしますが、ここは癒し空間です。滑ってけがをしてしまう危険もあるので、落ち着いて過ごしましょう。

【脱衣所に行く前に体を軽く拭く】

お風呂から上がり、自分のロッカーまでびしょびしょのまま足跡を付けて歩かないように、しっかり絞ったハンドタオルで滴らないように拭いてから出ましょう。

【洗面台は手早く、きれいに】

女性は特に長い髪を乾かし、お肌を整え、時間がかかります。

洗面スペースには限りがあるので、長居せず済ませましょう。髪を乾かした後は髪の毛が落ちています。最後に身の回りをチェックし、きれいに整えましょう。

【お風呂上りは水分をしっかりとる】

気持ちが良くて、さっと出てしまうのはもったいないので長湯をしてしまいます。

のぼせてしまうなんてことも多く、クラクラしてしまうことも。お風呂上りはクーっと水分を取りましょう。

いかがでしたでしょうか。温泉は皆様の優しさと心遣いで成り立っているのですね。

日本にはいつでも行ける銭湯や、非日常を味わえる名湯がたくさんあります。

これからもマナーを守り、身も心も気持ちよく癒されにいきましょう。