本当のマナーを考えてみよう
私はよく言います礼儀正しい、マナーが出来ているという人物に入るかと言うと入らないと思います。
しかし、決して周りの方々から嫌われたりすることなく過ごすことが出来ました。
それは高校生あたりから気が付いた人との付き合い方にあるのだと思います。
私が感じてきた礼儀、マナーが参考になれば幸いです。
●見栄っ張り
幼少時から周りの事が気になる性格だったようで表には出さずに色々な様子を見てきました。
一番に気にすることは自分が嫌われていないかです。
やはり人から嫌われた状態で生活をするのは苦痛です。
幼いころは我慢とまではいきませんがお芝居をしてでも回避していました。
成長し多くの人と接するようになると今まで自分が気にしていたことが過剰だったとわかります。
そこまで細かいことを気にしなくても人を不快にせず嫌われないことを知りました。
ここまで私の幼少期の話をしてきましたがこれが本来の礼儀、マナーに繋がるのだと思います。
若いころはまずこの人を不快にしないと言う事から始めて行けばフォーマルなマナーなどを覚えようと思わなくて高級レストランでマナー違反はしないと思います。
●不快に思う
マナー自体が人を不快にさせない方法なのでシンプルに周りを不快にしない行動は全て良いマナーとなります。
これをもっと簡単に理解するには自分が不快なことをしないことです。
自分が周りの人を見て不快に思ったことは全て反対に置き換えれます。良い勉強だと思いましょう。
そして、その状況と言うのは毎回一緒ではないと覚えておきたいです。
シチュエーションによってマナーは変化していきます。
その状況を知ると言う事が大事になってきます。
●シチュエーションに合わせて
分かりやすい場合で言いますと対人など、どうでしょうか?
仮にAさんは頭が回り仕事が早い方です。しかし、ミスも多いです。
Bさんはのんびりと仕事をしますがミスが少ないです。
Aさんと仕事をするときは合わせて仕事を早く頑張りますよね。もちろん仕事を早く出来るかわかりませんが早くしようと努力をすれば嫌われることはありません。そしてAさんがミスしやすいとわかっていれば黙っていてもフォローでき良好な関係を生むことができます。
対してBさんと仕事するときにはどうでしょうか?
もちろん本当の方と接しなければ性格もわからないでしょうが、もし私が接するとするならBさんよりも早く仕事をするようにします。焦らないぐらいのスピードで。Bさんはミスが少ないのであとで時間を取られる心配はありません。良好にいられます。
状況によって変えることは当たり前のマナーになり、これが全てと思っていいのかもしれません。
最後に、マナーと言いうのはまず周りを見る能力が必要になってくるかと思います。
郷に入っては郷に従え
ことわざの通り周りに倣う事によって自然と礼儀、マナーは出来るものだと思います。
ですが無理をするところまでいってしまうと自分にも負担がきます。
自然と出来るところで頑張るのもマナーなのではないでしょうか?