年賀状、喪中はがきはいつごろから準備する?

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仕事に、プライベートなお付き合いに、家庭を持っている人なら家庭のやりくりなど、忙しい現代人。それでも、きちんとしたマナーにのっとり年賀状、喪中はがきは、出さなければなりません。ここでは、年賀状、喪中はがきはいつごろから準備したらよいのか、解説していきます。

年賀状は「松の内」に届くように出そう

まず、年賀状から見ていきましょう。前述したように、現代人は非常に忙しい人が多いものです。このため、年賀状はとかく遅れてしまいがちです。元旦に間に合わなかったという経験をお持ちの方も多いでしょう。しかし、基本的に年賀状は「松の内」に届けは良いというのが、通例です。幕の内ないとは1月7日までのことです。このため、松の内に相手に届けばセーフということになります。

もし、松の内を過ぎてしまった場合は、年賀状ではなく「寒中見舞い」として出すのが礼儀です。このため、松の内を過ぎてしまいそう場合は、あらかじめ「寒中見舞い」として出したほうが、得策です。郵便局の年賀郵便の受付期間は、毎年12月15日から翌年1月7日までです。このため、あらかじめ、自分で届きそうな時期を見計らって出してください。

11月上旬には準備とりかかろう

では、具体的にいつごろから準備をすればいいでしょうか。元旦に届けたい場合の投函の最終期限は12月25日です。このため、受け付け開始が15日ですから10日間の間に出せばよいわけです。それには、11月上旬には誰に出すかといったリストアップを行い、印刷屋に頼むにしろ、自分にやるにしろ、年賀状の作成に取り掛かったほうが良いでしょう。

喪中の範囲は二親等まで

次は、喪中はがきです。喪中はがきの場合は、まず、自分のどこまでの範囲の親族が亡くなった場合とするかが問題となります。一般的なのは、自分の父と母の親、配偶者、そして子供である一等親から祖父母、兄弟・姉妹、孫の二親等までとされています。ただし、出したい場合は、自身と関係の親しさによって曾祖父母、叔父・叔母、甥・姪の三親等まででも問題はありません。

通常やり取りしている相手でよい

次は、出す相手の範囲です。喪中はがきとは、通常、年賀状などをやり取りしている相手に、「今年は挨拶を控えます」という主旨のものですから、いつもやりとりしている相手でよいでしょう。また、親族間では出さないことが多いようです。

少なくとも相手が年賀状を出す前に届ける

そして、準備や投函の時期ですが、相手が年賀状の用意を始める前に届くようにましょう。つまり、12月15日より以前の11月~12月の初めまでの期間に届くように、準備、投函しましょう。