ネット面接!ライバルに差がつくのはズバリこの配慮
最近では、面接もZoomや、Lineビデオ通話で面接をする会社が増えてきました。
画面越しの面接では、面接官と志願者の二人の発言がかぶることがあります。こうなると、どちらかが、話すのをやめないといけないばかりか、お互いが話すことを譲り合うなど、話題が分断されてしまいます。これを防止する話し方の配慮やマナーを兼ね備えた人こそ「できる人」と認められます。
マイク1本の法則とは
ビデオ通話の面接では、同時に二人は話さない「マイク1本の法則」を心がけてください。
これは、話す人だけがマイクを持つように、「マイクを持たない人は発言しない」ものです。基本と言えばそうなのですが、実際の面接の場では、なかなかできない人が多いのです。面接官の中で、自然にできる人はいますが、志願者の中でできる人はまずいません。もちろん、面接の場にマイクはありません。意識するのは、発言するタームを明確にすることです。
自分が話す宣言と終わりを告げることば
面接官からの質問に対して、志願者は、まず自分が話すことを宣言する必要があります。
「〇〇についてのご質問ですが...」と頭につけます。そうすることで、面接官は「聞く態勢」に入ります。これは、国会答弁などで閣僚も行っている表現方法です。
最後に、終わりを告げる言葉「以上です」で締めるようにします。以降志願者は、「この件でわたしは、これ以上話しません」と宣言することで、マイクは面接官に行きます。
これが自然にできれば、円滑な面接ができるので、志願者の発言は、100%面接官に届くことになります。
しまったと思っても...
「以上です」と終わりを宣言した後、言い忘れたことがあっても慌てることはありません。次の質問の回答の際の冒頭で、「まず先程のご質問に1件補足させてください」と言えば、
問題ありません。しかし、相手が話している最中に、話をかぶせなくてはならないケースが1つだけあります。それは、通信障害などで、相手の発言が聞こえないときです。これは、
聞こえないまま話を進めるのは、相手に失礼ですし、聞こえない部分のために回答がズレた内容になるおそれがあります。そのため、通信が途切れた瞬間に指摘すべきです。
「恐れ入りますが、電波が悪く〇〇という所までは、聞き取れたのですが...」と怯まずに指摘しましょう。アクシデントでさえも、必ず自分に味方してくれます。